【介護】手を清潔に保つ事は自分だけでなく他職員、入居者を守る事でもある
介護をする上で手の清潔は常に保つように
前回の記事では手の力について記事を書きました。
好きな人や想いが通じている方とのスキンシップって
本当に良い効果があるのだと時間しました。
介護の仕事をしていく上で絶対に守るべき事があります。
それは「手の清潔を常に保つ事」です。
初任者研修の授業を受けている時も同じ事を言われました。
現場に出ても同様。口うるさく言われるのです。
それだけ手の清潔は重要なのです。
なぜ手を清潔に保たねばいけないのか!?
それは簡単でした。
汚染対策です。
3Kの1つでも挙げられる『汚い』
これが汚染対策にも関係していますね。
入居者の排泄介助の時です。
人間の体内には腸内細菌という菌が約3万種類・・・(@_@;)
100兆~1,000兆存在しているみたいです・・・
菌と言っても全てが悪者ではありません。
健康維持の為に働いているのです♪
健康な人の便は8割が水分と言われています。
残りの2割・・・
食べ物のカス
古くなった腸粘膜
腸内細菌&その死骸
これらが1/3ずつを占めているそうです。
健康維持の為に働いている菌もいるとは言っても
菌は菌ですからね。
自分の手に付着
↓
入居者に付着し→感染
この危険が十分に考えられます。
ましてや、入居者は認知症以外にも何らかの
病気を患っている可能性もあります。
汚染対策は自分だけでなく、入居者や他職員も守る。
これは絶対に覚えておいて下さい。
汚染対策には何が大事なのか!?
介護の仕事をしていれば必ず装備する物・・・
それはプラスチックグローブですね。
素手で便を処理する職員はいないと思います。
必ずグローブを装備してから介助に入ります。
完全使い捨てなので、洗って使い回す事はしないように
しましょうね。
私の施設では1度に20~30箱注文しても1ヵ月で在庫がなくなります。
それくらい消耗が激しい物なんですね。
やはり、まとめ買いが良いですね。
そして、介助終了後は必ず手洗いをしましょう。
感染は色々な場面で起きます。
知り合いの施設では排泄介助終了後に使用済みのオムツを発見。
素手で持ってしまい、そこにははみ出た便が・・・
もちろん手に付いてしまい、夏場で暑かったので無意識に手が額に・・・
誤って目に便が付着してしまったそうです。
幸いすぐに洗って何も問題はありませんでしたが、いつどんな
状況でも排泄物を取り扱う時はゴム手袋を付ける!
これが大事なのですね。