【有料老人ホーム】仕事の流れについて
前回は介護でキツイと言われている夜勤帯シフトについて説明しました。
今回は日勤と夜勤の業務内容について書いていこうと思います。
まず始めに・・・
介護と一言で言っても様々は施設があります。
私が勤務した事のある「住宅型有料老人ホーム」の仕事内容を説明します。
文字の通り、住宅型の有料老人ホームです。
と言ってもなかなか想像ができないですよね。
アパートや普通の民家の部屋を利用した施設です。
もっと簡単に言うと、上記のような場所に要介護、要支援者が生活する場所。
メリットとしては、アパートや民家は馴染みのある建物です。
THE施設!!のような雰囲気でなく、今までの生活を維持しつつ
介護を受ける事ができる場所。これが住宅型有料老人ホームの特徴です。
入居条件などは別の記事で書きたいと思います。
本日は仕事内容について書いていきます。
(例)入居者:10名程度 平均要介護度:3.5
このような老人ホームがあったとします。
大体この規模ですと日勤は3~4名、夜勤1名、早朝1名でシフトが回ります。
~日勤の業務~
9:00 出社~申し送り
9:15 オムツ交換
10:00 オヤツタイム
11:30 昼食
12:30 職員休憩 1h
13:30 オムツ交換
15:00 オヤツタイム
16:00 オムツ交換
17:00 夕食
18:00 申し送り~退社
~夜勤業務~
18:00 出社~申し送り
19:00 オムツ交換(一部)
20:00 水分補給や服薬
22:00 オムツ交換(一部)
24:00 就寝
↓
6:00 起床~朝食準備(早朝シフト出社)
6:30 オムツ交換
7:30 朝食
9:00 申し送り~退社
簡単な1日の流れは以上になります。
どうですか!? 簡単だと思いませんか!?
オムツ交換の頻度はどう感じたでしょうか。
日勤で3回、夜勤で2回の計5回交換しています。
利用者が多いと1人当りの対応人数は多くなりますが
10名と小規模な所は数名対応して終了です。
もちろん、施設の中には様々な方がおります。
オムツを使用していない方も当然おりますので
イメージしている以上に大変な業務ではないと思います。
これが100名以上となるとどうなるでしょう。。。
今度、特別養護老人ホームについて記事を書こうと思います。
住宅型有料老人ホームは普段の生活感を損なわないように
支援している所がメリットの一つです。
生活していく上で必要な事。
介護の基本は「食事」「入浴」「排泄」です。
食事は外部に委託して配送サービスを使っている所や職員さんが
その場で作って提供する施設もあり様々です。
入浴はスケジュールが決められていて、大体が午前中に入る事が多いです。
見守りだけで良い方から全て介助が必要な方まで幅広くおります。
一番大変な介助がこの入浴に当たると思います。
排泄は先ほども触れた通り、オムツ交換ですね。
生活していく上で他にも大事な点があります。
洗濯や清掃は誰がやるの?と思いますよね。
これも職員が行います。
これは家でもやっている事なので、特別変わった作業をする事もないので
安心して下さい。中には利用者様と一緒に洗濯物を畳むなど
できる事はやってもらう!一緒に行う!
この気持ちは大事です。
介護職員は何でもやってあげるお手伝いさんでは無いのです。