走れなきゃ歩けばいいんだよ

人生色々。仕事や人生観について書いていきます。

【介護】会社に遣われていたらダメ!今後はリーダーシップを取れる人材育成を!

若者が介護を選ばない理由は!?

介護の仕事をしている方に質問です。

アナタの職場に若年層(20~30代)の比率はどれくらいでしょうか。

私は現在、住宅型有料老人ホームに勤務しております。

満床10名の小規模な施設です。

 

職員は20名弱おります。

20代:0名

30代:1名(私のみ・・・)

40代:0名

50代:2名

60代以上:16名・・・(@_@;)

 

全員がヘルパー2級を持っています。

そうなんです。

介護経験が豊富なベテラン職員さんしかいないのです。

 

こんな施設に未来はあると思いますか?

下手したら数年後には職員が入居者になる可能性もあるねぇ~

と笑い話をしていますが、本当にそうなる可能性がある!!!

 

そもそも何故、20~40代のヘルパーが少ないのでしょうか。

 

実際に6ヵ月一緒に働いてみて私が感じた事を書いてみます。

①派閥が凄い

ベテラン同士、表面上は楽しくやっています。

しかし、裏では文句や避難のオンパレード。

Aさんのやり方はダメだ!

Bさんのやり方はダメだ!

これをお互いがぶつけ合わずに裏で言います。

これでは新人職員はたまったもんではありません。

 

②自分の経験は絶対

現場経験の豊富な職員さんです。

介護職員初任者研修で学んだ知識が正しいとは限りません。

逆に自分が学んだ事が適切でも既存職員は受け入れてくれません。

 

③責任転嫁がうまい

いくらベテランとはいえ責任は負いたくない物のようです。

新人がミスしたら、先輩がかばう。これはダメな職場には

当てはまらないようです。

 

この3点は猛烈に感じました。

 

このように離職してしまいそうな理由を挙げましたが

これは既存職員がいけないのでしょうか??

 

答えは・・・

 

NO

 

絶対にNOです。

 

今まで介護業界を支えてきてくれた大事なヘルパーさん。

60歳を超えてから自分を変えよう!こんな方はほとんどいない印象です。

それで良いと思います。

 

要は自分はどうしたいか。

自分の意志や熱意を発信し続けていれば

絶対に職員さんは協力してくれます。

 

協力を得られなければそれは自分にいけない所があるのです。

そう思えば自分の成長に繋がると思いませんか?

 

絶対にそうやって発信でき、周りの力を推進力に変えられる人はいます。

結局は年代関係なく、自分がいかにリーダーシップを取っていくか。

ここが大事なのだと思います。

処遇改善加算金とは!?

介護に携わっている方なら必ず聞いた事ありますよね。

会社を運営していくには当然ですが売上が必要です。

この処遇改善加算金とは何なのでしょうか??

介護は現物支給です。

利用者に必要なサービスを提供し、単位を頂く。

介護や支援内容によって単位数は異なりますが、

会社の売上はこの「単位数」に「処遇改善加算率」と「地域加算率」を掛けた

数値が売上となります。

 

こち市2017年4月に「処遇改善加算率」が上がりました。

簡単に言うと・・・

今までと同じ単位数でも売上が上がるという事です。

この分を職員に分配し、介護職も就職の際に選択肢に入れてくれって事でしょう。

 

国はどのような目的でこの処遇改善加算を増やしたのでしょうか?

~考えられる事~

①既存職員のCS向上により離職軽減

②介護職を選択肢に入れて欲しい

 

すぐに思い付いたのは以上の2点です。

 

でもやはり一番強く感じるのは②介護職を選択肢に入れて欲しい。

これだと思います。

 

まだまだ、介護の現場は若者が少ない状況です。

4K職種で「給料が安い」と言われています。

 

このイメージを少しでも払拭し、若い職員を増やそう!

そんな意味が込められているのではないでしょうか。

若者が選択しやすい職場とは!?

いくら給料を他職種の水準に近付けた所でまだまだ選択肢には

入らない、回避される業界です。

先ほども述べた通り4Kのイメージはどうしても付いています。

実際に介護で働いた事が無い人がほとんど!!

 

ここが大事。

私は最近、ツイッターで介護アカウントを作りました。

すると面白い事にフォロワーのほとんどが20~40代。

いるんです!これからの介護業界を支えていくであろう卵達が♪

 

結局、若者に選ばれる職場とは?

30名くらいにしか聞けてませんが・・・

一番多かったポイントはまさかの「家から近い」

続いて「給料、賞与が良い」

 

飛びこむ前に選ぶポイントはこの2点が多いのです。

 

やはり入社した後に問題があると考えるのが普通でしょうね。

 

冒頭でリーダーシップを取れる人材が大事と書きました。

これは既存職員でも新たに入社する職員でも良いのです。

 

とにかくリーダーシップです。

1人でもいれば会社は大きくなると思います。

逆に責任転嫁ばかりしていて、自分の意見が絶対だという傲慢職員ばかり。

こんな会社は絶対に成長できないのです。

 

今後、高齢化はまだまだ続きます。

この問題を打破するには絶対に若い力が必要なのです。