走れなきゃ歩けばいいんだよ

人生色々。仕事や人生観について書いていきます。

【介護】手を清潔に保つ事は自分だけでなく他職員、入居者を守る事でもある

介護をする上で手の清潔は常に保つように

前回の記事では手の力について記事を書きました。

rs178.hatenablog.com

好きな人や想いが通じている方とのスキンシップって

本当に良い効果があるのだと時間しました。

介護の仕事をしていく上で絶対に守るべき事があります。

それは「手の清潔を常に保つ事」です。

初任者研修の授業を受けている時も同じ事を言われました。

現場に出ても同様。口うるさく言われるのです。

それだけ手の清潔は重要なのです。

 

なぜ手を清潔に保たねばいけないのか!?

それは簡単でした。

汚染対策です。

3Kの1つでも挙げられる『汚い』

これが汚染対策にも関係していますね。

入居者の排泄介助の時です。

人間の体内には腸内細菌という菌が約3万種類・・・(@_@;)

100兆~1,000兆存在しているみたいです・・・

菌と言っても全てが悪者ではありません。

健康維持の為に働いているのです♪

 

健康な人の便は8割が水分と言われています。

残りの2割・・・

食べ物のカス

古くなった腸粘膜

腸内細菌&その死骸

これらが1/3ずつを占めているそうです。

 

健康維持の為に働いている菌もいるとは言っても

菌は菌ですからね。
自分の手に付着

入居者に付着し→感染

 

この危険が十分に考えられます。

 

ましてや、入居者は認知症以外にも何らかの

病気を患っている可能性もあります。

汚染対策は自分だけでなく、入居者や他職員も守る。

これは絶対に覚えておいて下さい。

 

汚染対策には何が大事なのか!?

介護の仕事をしていれば必ず装備する物・・・

それはプラスチックグローブですね。

素手で便を処理する職員はいないと思います。

必ずグローブを装備してから介助に入ります。

完全使い捨てなので、洗って使い回す事はしないように

しましょうね。

私の施設では1度に20~30箱注文しても1ヵ月で在庫がなくなります。

それくらい消耗が激しい物なんですね。

rei178.net

やはり、まとめ買いが良いですね。

 

そして、介助終了後は必ず手洗いをしましょう。

感染は色々な場面で起きます。

 

知り合いの施設では排泄介助終了後に使用済みのオムツを発見。

素手で持ってしまい、そこにははみ出た便が・・・

もちろん手に付いてしまい、夏場で暑かったので無意識に手が額に・・・

誤って目に便が付着してしまったそうです。

幸いすぐに洗って何も問題はありませんでしたが、いつどんな

状況でも排泄物を取り扱う時はゴム手袋を付ける!

これが大事なのですね。

 

 

 

【介護】手の力の素晴らしさについて考えてみた

介護の仕事をしていて一番使う所…

 

それは「手」

 

利用者さんの中には「あなたの手は落ち着く」

こんな事を言われます。

 

過去に付き合った女性にも言われた事があります。

 

最近、「手」についてよく考えます。

私の手は特徴もない普通の手です( ゚ー゚)

男らしくてゴツゴツしている!

プニプニしてて気持ちが良い!

手のひらが大きくて包み込む!

 

こんな特徴もありません。

むしろ男にしてはキレイ過ぎてちょっと小さいかもしれません( ・-・)

 

「落ち着く」

これを言われた時に私は「触感」が良いのかぁ…

と思っていました。

人間の五感で言うと「触覚」ですね。

 

先程、述べた通り何の特徴もない「手」

 

わかりました!

これって多分、「手」を通して

心に伝わってるんだ!と…

 

何かカッコ悪い事に聞こえますが

きっとそうだと思います。

「手」にはそんな力があると私は思ってます。

 

利用者さんには心から

「今日も一日穏やかにに過ごしてね」

「手、温かいなぁ~気持ちいい~」

「元気ないなぁ…元気出してよ!」

など心で思いながら利用者さんの

手を握っている事が多々あります。

 

本当に心からの介護って大事ですね。

忙しくて邪険に扱ってしまったり…

病気への理解が乏しい職員が暴行をしてしまったり…

 

この業界には暗いニュースばかり取り上げられてしまいます。

 

でも本当は世界で一番、素晴らしい仕事だと私は思ってます。

未来の事を考えれば保育も同様です。

 

話題がそれてしまいそうなので本日はこの辺にしておきます。

 

「手」の力…

マジシャンではないですが

ハンドパワーはあります!!

【介護職】仕事を選ぶ人と選ばない人の違いは!?会社に必要な人材とは…

パートさんが事故で首を痛めたり、入居者が急遽通院になったり…

色々と重なってしまい9連勤でした。

不思議と疲れはなく、やりきったという充実感しかありません♪

そんな中でパートさんの協力、本音を色々と聞けたので記事にしたいと思います。

 

会社にとって必要な人材とは!?

私は介護の仕事をしていますが、どんな職種でも会社に必要とされる人材って共通する事もありますよね。

私が考える必要な人材とは・・・

①成果(売上)を出せる人

②協調性のある人

③謙虚な人

④自分の意見、意志を持っている人

 

5秒考えて出てきた点は以上4点です。

他にも考えればいくらでも出てきますが、今回はこの4点について

掘り下げていこうと思います。

 

①成果(売上)を出せる人

会社に勤めている以上、成果は必須ですね。

成果と言っても様々です。

・営業でノルマを毎月クリアしてくれる人

・目標達成に向けて人材育成、チーム作りができる人

数字で測れる物から目に見えない成果まで様々です。

結局は会社発展(売上向上)に繋がっていればそれは

「成果」と呼べますね。

 

②協調性のある人

説明するまでも無いですね。人間1人では生きていけません。

チームリーダーになる為には協調性は必須です。

協調性が欠けている人に人は集まりません。

人が集まらない会社は大きくなりません。

 

③謙虚な人

3番目に挙げましたが、私はここが一番大事だと思ってます。

仕事や生活をしていれば「意見の食い違い」で対立したり

「何でだ!?」と不満を抱く事は絶対にありますよね。

そこで大事なのが「謙虚な心」発動!!!!

修得するのがとても難しいですが、最強のスキルだと思ってます。

(例)

商談などで先方が忘れていて来ない時。

あなたならこの時、相手に対してどんな気持ちが生まれるでしょうか!?

・何で時間通りに来ないんだよ

・すっぽかされたんじゃないか

このようなマイナスなイメージを持ちますよね。

その後に先方に電話を掛ける。

先方(やっちまった…)

 

こうなっても気持ちの良い取引はできますが、できれば

お互いマイナスな気分は少しでも軽減したいものです。

 

謙虚な心を持っていたら・・・

約束の時間に先方が現れない。

私「何で来ないんだろう!?自分に理由があるのでは!?」

「昨日の時点で一言連絡を入れておくべきだった!」

など

いくら相手が悪いと思っている事でも自分のせいにする事で

上で書いたような相手に対してのマイナスイメージは皆無です。

 

その後、先方に連絡する時も「こちらに落ち度があった」

というように電話をすれば相手も気持ちが良いでしょう。

 

商談でよくある事だから、今度使おう!

このようにテクニックの一つとして頭に入れたらダメです。

常に頭は謙虚な心

これが大事なんです。

 

④自分の意見、意志を持っている人

最後に挙げたのがこれです。

会社発展には意見のぶつかり合いが必要です。

時には社長の意見を曲げる意見も大事。

社長の意見が間違っていた方に進んでいる。

これが絶対だ!と思って部下を率いていくのが社長です。

間違いを機動修正するには部下の意見が大事です。

・社長が言っているから正しい。

・頭では違うと思っていても社長の意見と同じです。

こんな人間は実は会社には必要ないのです。

 

でも実際はイエスマンが出世してしまう会社がたくさん存在しますよね(^_^;)

仕事を選ぶ人と選ばない人の違い

このテーマだけ見たらあなたはどちらの人間が会社に貢献していると思いますか??

 

ちょうどミーティングで10名集まったのでアンケートしてみました。

仕事を選ぶ人・・・0名

仕事を選ばない人・・・10名

 

挙手だと周りに合わせてしまうのが日本人の特性なので

各々に白紙を渡して記入してもらいました。

こんなにも結果がハッキリしていると気持ちが良いものです。

 

選択肢にはありませんが、正解は両方。

ではなく・・・

私は仕事を選ぶ人。

こっちの方が会社貢献しているように思います。

 

~仕事を選ばない人の特徴~

・陰で文句を言ってしまう

・黙々とこなすがそれ以上の成果が出せない

・THE イエスマン

・自分の意見を持っていない

 

~仕事を選ぶ人の特徴~

・会社の批判を表でできる

・特化した仕事ができる

・反骨精神丸出し

・自分の意見を持っている

 

どうでしょうか??

 

何でも言う事を聞く部下は楽ですよね~

でもそれ本当に会社貢献に繋がっていますか!?

【介護】尊厳の保持という考えに神経質になり過ぎは絶対にダメ!

介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)を取得する為に3ヶ月間週5で学校に通っておりました。

 

 介護職員初任者研修を取得したが、現場でスキルは発揮できるのか!?

正直な所、学校で学んだ事はほとんど覚えておりません。

これは先生も言ってましたが、「ここで学ぶのはあくまでも基礎。」

現場ではその現場でのやり方がある!

※移乗の仕方やシーツ、オムツ交換作業など。

これら実技講習で学んだ事はほとんど現場では実行できてません。

理由は・・・

健常者を相手に練習をしていたから。

もちろん、ボディメカニクスを活用し対応するのですが、

現場は健常ではない方が入居されています。

片麻痺の方や拘縮してしまっている方など。

状態は様々でいかに自分と利用者の体に負担が掛からないように。

これを考えながら日々、対応を研究しています。

 

介護職員初任者研修で学べた事

それは介護に対する姿勢や考えなどマインド醸成が一番大きかったと思います。

 そこで一番多く出てきたフレーズ

「尊厳の保持」

 尊厳の保持、尊厳の保持、尊厳の保持・・・

本当にこのフレーズは毎回と言っても良いくらい出てきます。

 人は誰でも、どんな状態になっても人間らしく生きたいという自尊の感情を持っている。この自尊心を損ねないように接する事が大事

ノートから抜粋しましたが簡単に言うとこのような事です。

要は・・・プライドをキズ付けるなよって事ですね。

 

学校で言われた事・・・

・利用者は必ず様を付ける。

・仲良くなっても敬語を使いなさい。

・敬う気持ちを持って接する(上に見ろ)

 

私の認識が間違っているのかもしれませんが、どうしても利用者を上に見なければいけない。

 

 利用者目線で考えてみた

当然、利用者は年上なので必要最低限な敬語は使用しますが、そこまで敏感になって接する必要はあるのでしょうか?

 

実際にこんな事がありました。

認知機能が低下している90歳の女性入居者。

 →短期記憶も困難な状態で10秒前に伝えた名前も覚えられません。

 

~Aさん~

・「様」を付けて言葉使いも超丁寧。

・あたかもどこかの王国の御姫様にはなしかけるような対応。

 

~私~

・タメ口で友達感覚

 

その利用者は私の事が大好きで

顔での認識はできるようでいつも

ニコニコで接してくれます。

 

もちろんAさんと私の違いは言葉使いだけではないかもしれません。

表情や声のトーンなども重要な非言語コミュニケーションです。

 

利用者目線で考えてみました。

身の回りのお世話をしてもらって申し訳ない。

こう思ってる方も少なくありませんよね。

友達感覚で接するとやってもらってる感が薄くなるのかもしれません。

相手は認知症の方です。

少しずつ仲良くなってから~♪

親しくなってから~♪

数ヵ月経ってから~♪

それからフレンドリーな口調で話す。

 

 私は時間の無駄だと思います。

その間に状態が悪化し、せっかくの接するチャンスを失う可能性も

大いにありえるのです。

 

あたかもどっかの校長をやっていたようなお堅い人には

この対応は通用しないのかもしれません。

怒ったら対応を変えれば良いだけです。

失礼な対応と取られても相手の命を奪う事にはなりません。

 

せっかく縁があって一緒に過ごす時間。

お互い少しでも楽しく過ごしたいものです。

仕事は好きにならないと続きません。

今日は○○さん、眠れたかな~?朝ごはんは食べれたかな~?

など自然と自分の人生の一部になっていくのです。

こちらから大きな壁を作ってしまってはダメでしょう。

 

~私の日常している挨拶~

出勤します。

○○さん、おはよ~!

よく眠れた?

今日は何月の何日でしょう~?(いきなりクイズ)

正解したら全力で誉める。不正解なら「惜しい!」と言う。

認知症の方は否定したらダメとか言われてますが、そんなの知りません。

そして、私の名前を聞いてみる。

「今日は入浴よろしくね~!」など

今日、何か特別変わった事があればお伝えする。

 

基本、敬語なんか使いません。

かと言って利用者を下には絶対に見ません。

これって「気持ち」が絶対に大事なんです。

心のどこかに「オムツ交換してやってる」「ご飯食わせてやってる」

こんな気持ちがあったとします。

 

利用者は簡単に見抜きますよ!!

 

 私の心にはそんな気持ちは一切ありません。

今度はこの話の延長で食事介助について書こうと思います。

【介護】会社に遣われていたらダメ!今後はリーダーシップを取れる人材育成を!

若者が介護を選ばない理由は!?

介護の仕事をしている方に質問です。

アナタの職場に若年層(20~30代)の比率はどれくらいでしょうか。

私は現在、住宅型有料老人ホームに勤務しております。

満床10名の小規模な施設です。

 

職員は20名弱おります。

20代:0名

30代:1名(私のみ・・・)

40代:0名

50代:2名

60代以上:16名・・・(@_@;)

 

全員がヘルパー2級を持っています。

そうなんです。

介護経験が豊富なベテラン職員さんしかいないのです。

 

こんな施設に未来はあると思いますか?

下手したら数年後には職員が入居者になる可能性もあるねぇ~

と笑い話をしていますが、本当にそうなる可能性がある!!!

 

そもそも何故、20~40代のヘルパーが少ないのでしょうか。

 

実際に6ヵ月一緒に働いてみて私が感じた事を書いてみます。

①派閥が凄い

ベテラン同士、表面上は楽しくやっています。

しかし、裏では文句や避難のオンパレード。

Aさんのやり方はダメだ!

Bさんのやり方はダメだ!

これをお互いがぶつけ合わずに裏で言います。

これでは新人職員はたまったもんではありません。

 

②自分の経験は絶対

現場経験の豊富な職員さんです。

介護職員初任者研修で学んだ知識が正しいとは限りません。

逆に自分が学んだ事が適切でも既存職員は受け入れてくれません。

 

③責任転嫁がうまい

いくらベテランとはいえ責任は負いたくない物のようです。

新人がミスしたら、先輩がかばう。これはダメな職場には

当てはまらないようです。

 

この3点は猛烈に感じました。

 

このように離職してしまいそうな理由を挙げましたが

これは既存職員がいけないのでしょうか??

 

答えは・・・

 

NO

 

絶対にNOです。

 

今まで介護業界を支えてきてくれた大事なヘルパーさん。

60歳を超えてから自分を変えよう!こんな方はほとんどいない印象です。

それで良いと思います。

 

要は自分はどうしたいか。

自分の意志や熱意を発信し続けていれば

絶対に職員さんは協力してくれます。

 

協力を得られなければそれは自分にいけない所があるのです。

そう思えば自分の成長に繋がると思いませんか?

 

絶対にそうやって発信でき、周りの力を推進力に変えられる人はいます。

結局は年代関係なく、自分がいかにリーダーシップを取っていくか。

ここが大事なのだと思います。

処遇改善加算金とは!?

介護に携わっている方なら必ず聞いた事ありますよね。

会社を運営していくには当然ですが売上が必要です。

この処遇改善加算金とは何なのでしょうか??

介護は現物支給です。

利用者に必要なサービスを提供し、単位を頂く。

介護や支援内容によって単位数は異なりますが、

会社の売上はこの「単位数」に「処遇改善加算率」と「地域加算率」を掛けた

数値が売上となります。

 

こち市2017年4月に「処遇改善加算率」が上がりました。

簡単に言うと・・・

今までと同じ単位数でも売上が上がるという事です。

この分を職員に分配し、介護職も就職の際に選択肢に入れてくれって事でしょう。

 

国はどのような目的でこの処遇改善加算を増やしたのでしょうか?

~考えられる事~

①既存職員のCS向上により離職軽減

②介護職を選択肢に入れて欲しい

 

すぐに思い付いたのは以上の2点です。

 

でもやはり一番強く感じるのは②介護職を選択肢に入れて欲しい。

これだと思います。

 

まだまだ、介護の現場は若者が少ない状況です。

4K職種で「給料が安い」と言われています。

 

このイメージを少しでも払拭し、若い職員を増やそう!

そんな意味が込められているのではないでしょうか。

若者が選択しやすい職場とは!?

いくら給料を他職種の水準に近付けた所でまだまだ選択肢には

入らない、回避される業界です。

先ほども述べた通り4Kのイメージはどうしても付いています。

実際に介護で働いた事が無い人がほとんど!!

 

ここが大事。

私は最近、ツイッターで介護アカウントを作りました。

すると面白い事にフォロワーのほとんどが20~40代。

いるんです!これからの介護業界を支えていくであろう卵達が♪

 

結局、若者に選ばれる職場とは?

30名くらいにしか聞けてませんが・・・

一番多かったポイントはまさかの「家から近い」

続いて「給料、賞与が良い」

 

飛びこむ前に選ぶポイントはこの2点が多いのです。

 

やはり入社した後に問題があると考えるのが普通でしょうね。

 

冒頭でリーダーシップを取れる人材が大事と書きました。

これは既存職員でも新たに入社する職員でも良いのです。

 

とにかくリーダーシップです。

1人でもいれば会社は大きくなると思います。

逆に責任転嫁ばかりしていて、自分の意見が絶対だという傲慢職員ばかり。

こんな会社は絶対に成長できないのです。

 

今後、高齢化はまだまだ続きます。

この問題を打破するには絶対に若い力が必要なのです。

 

介護は頑張ったら絶対にダメ!適当くらいがちょうど良いのです。

介護って大変ですよね?

 

こんな質問をよくされます。

「大変じゃない仕事ありますか?」

いつもこのように返答しております。

 

大変の基準がよくわかりません。

汗水流して賃金を頂く。

大変に決まってますよね。

 

ただ私は「大変」を「苦痛」とは思ってません。

 

介護の世界にも残念なニュースがたくさんありますよね。

ある施設で入居者に暴行など・・・。

 

入居者に手を出さない施設は無いとも言われております。

手を出すとは・・・

殴るまでいかないが、手を叩くレベルも含まれているそうです。

 

これって入居者のご家族が見たらどう思うのでしょうか??

 

お爺ちゃん、お婆ちゃんを想っている方なら

クレームじゃーこりゃー\(-o-)/

ってなる方が多いのではないでしょうか。

 

でも残念ながら手を出さない施設はほぼ無いと思います。

働いている職員は同じ人間です。

 

認知症などに精通している職員だけが常駐している訳ではないのです。

精通していたって、時には感情的になる事だってあります。

 

幅広い経験層がありますが、浅い方は病気の理解力も経験が浅い為に

乏しくどうしても自分の世界観だけで物事を進めてしまいがちです。

 

何で?何で?何で?(@_@;)ノペシ

こんなシーンは見ていなくても安易に想像できてしまいます。

私は入居者全員が愛おしいので、そんな事はしませんが

それは経験が浅いだけだからだとも思ってます。

中には何しても手に負えない入居者もいるそうです。

 

ま~私は何をされてもプッツンしない自信があるんですけどね。

 

~プッツンしない為の秘訣~

①自分の世界観だけで物事を捉えない

介護の世界は何が起きるかわかりません。

認知症になった事はありますか?

ほとんどの方が無いと思います。

入居者は自分が何をしているのか?

間違った事をしているのか?

わからない事もたくさんあるのです。

 

②頑張らない

仕事は一生懸命!

120%の力でやる!

こんなの大間違いです。

6割、7割程度で良いと思います。

いざ!という時に120%の力を出せば良いのです。

力を発揮する時というのは、人それぞれ違いますよね。

例えば・・・

現場だったら、欠勤者が出てしまった時。

いつものペースで介助していたら間に合わない。

準備や後始末をいつもの倍のスピードでこなす。

※利用者様を急かしたらダメです。

営業だったら、空き室が出てしまった時。

色々な事業所回りをしてお仕事を頂く。

などなど。

 

③仕事を好きになる

好きになったり、興味のある事って夢中になりませんか?

仕事は大変です。

しかし、それを「好き」に変えられたらどうでしょうか?

もちろん介護の仕事の中で全てを好きに変える事は難しいかもしれません。

その中の一部でも好きと思えたら、自分を追い込むような事は激減すると思います。

例えば・・・

ありがちですが、利用者様からの「ありがとう」をたくさん獲得する事。

これを好きと思えたら、どうすれば喜んでくれるかな?と頭が働きますよね。

相手の為にじっくり考えて取った行動に対して感謝の言葉を頂けると

とても幸せな気持ちになれます。これは介護に限った話ではないですけどね。

 

①自分の世界観だけで物事を捉えない

②頑張らない

③仕事を好きになる

この3つを是非実行してみて下さい^^

訪問介護で有効な技!!利用者を安心させる方法

訪問介護って介護の経験が無いと敬遠されがちですよね。

 

理由は簡単です。

 

一人だから!

 

完全に他人のお宅に入ってお仕事をする訳ですから、介護初心者でいきなり訪問介護やりたいって方は少なかったです。

 

私が通っていた学校の同期は30名程いたのですが、ほとんどが特養や老健などの施設を希望してました。

訪問は2.3名ほど…

 

訪問介護って利用者と1対1なので、施設などと比べて深く付き合う事ができます。

逆に利用者が多い施設などは接すると言うよりどうしても作業になりがちです。

介護業界は常に人手不足。

一人の利用者に長く時間を割いてしまうと他の職員に負担が掛かり、「何やってんだよ」みたいな声が挙がってしまいます。

こういった背景もあり、施設はどうしても一人の利用者に割ける時間が限られてしまうのです。

 

この点が嫌で私は大規模施設は推奨しません。

 

利用者を人として接する、同等な立場で接する。

これができないで何が介護だよと私は思います。

 

訪問介護でお仕事に入る時間は様々です。

 

身体介護で30分未満もあれば、生活援助で45分以上など。

 

料理の味や片付けの際の配置など、利用者によって拘りがあります。

職員目線ではゴミでも利用者からしたら大事なお宝。こんな事もよくあります。

自分のお宝を勝手に捨てられたら怒りますよね??

 

絶対に自分基準になってはいけないのです。

中にはゴミ屋敷で虫がウジャウジャいるようなお宅に訪問する事もあります。

 

スイッチを入れるしかありません。

 

絶対に自分基準になってはいけないのです。(2回目)

 

得体の知れない虫が現れても、これは利用者のペットだ。と思うようにしてます。

 

思うようにしても鳥肌立ちまくりです(  ̄ー ̄)

 

そんな中、調理をしたり…

もう自分が経験してきた世界はどこにもありません。

 

このような困難ケースは利用者やケアマネさんと相談して掃除のサービスを入れる場合もあります。

あまりにもひどく、訪問できるヘルパーがいない場合はサービス提供を断る事もあります。

 

職員も利用者を選べる。

 

これ大事です。

もちろん選んでしまったら、「何でもやります!」って会社と比べたら売り上げは少ないでしょう。

 

ただ、職員さんにも権限はあります。

どうしても利用者が上に見られがちですが、私は絶対に同等であるべきだと思います。

 

最後に…

 

認知症でサービス時間内に打ち解けても、次回入った時には忘れている。

久し振りに入る利用者のお宅で利用者も不安がっている。

こんな事はよくあります。

その時の技を紹介します。

 

満面の笑みで両手で手を振る!

○○さんお久し振りー!!

 

これ本当に凄いです。

利用者もどんなヘルパーが来るのか不安なんです。

中にはいいから仕事してさっさと帰れというお堅い方もおります。

 

上に挙げた行為をできるお宅では、まずクレームは来ません。

 

理由は…

友達だから。

 

先程の述べた通り、職員がどうしても下に見られがちな変な業界です。

過剰にペコペコしたり、オドオドしていると

逆にクレーム入れたくなるようです。

 

言い方は悪いですが、フレンドリーに接する事で認知症の方は「あ、この人は前から入ってくれた人だ」と認識してくれ、すぐに打ち解けてくれます。

サービスに入る度に最初の数分は相手と打ち解ける為に時間を割いていました。

こんな無駄な時間はありません。

 

第一印象でほとんど勝負は決まります。

是非、お試しあれ。

※堅すぎてこりゃダメだろうって方には控えた方が良いかもしれません。

 

私はお構い無しでやりましたが。

結果、他のヘルパーはイヤだからお前が来いと言われるという…

 

これは仕事上、良いのか悪いのかはわかりません。

ただ、一人の人間としても信頼して頂けた感じがして私は嬉しかったです。

 

介護職員が下に見られてはいけないのです。

利用者を下に見てもいけません。